立憲民主党京都府参議院選挙区第2総支部
元衆議院議員山本わかこ
- 京都のために、もっと働きたい -
これまでの政治活動で圧倒的にお聞きした課題は、高齢化社会の中での医師・介護人材の不足や、年金額が低いことです。
また、子育て世代の皆様からは物価高が続き家計が厳しいことなどです。実質賃金が上がらない中、確かな賃上げと物価高対策、中小企業支援は急務ですし、男女間の賃金格差の是正もしなければいけません。
また、介護人材の確保のためには処遇改善も行わなければなりません。
そして、人口減少によって地域公共交通の維持が難しくなり、路線バスの減便、路線の縮小や、スーパーの撤退などもあり、そういったことからさらに人が減り、若年層の都会への流出にも歯止めがかからない状態です。
また、京都市内においても周辺都市への人口流失が続き、地価の高騰や公共サービスの課題も含め取り組んでいく必要があります。
京都府が掲げる「子育て環境日本一」の政策を後押しするとともに、京都市の「京都安心すまい応援金」「保育園第2子無償化」などの子育て支援・人口流失対策への取り組みも連携していきたいと考えています。
また、ギャンブル等依存症対策の強化、選択的夫婦別姓制度の早期審議入りや、違憲判決が続く同性婚に関しても多様性を重視する中で法制化の議論が必要です。
生活を守り、暮らし続けられる「京都、そして日本」にしていきたいと考えています。
衆議院議員として国土交通委員会に所属をしていたことから、京都府南北に通る「京都縦貫道」とつながる「山陰近畿自動車道」の延伸と「新名神高速道路」の未開通区間の1日も早い開通を目指します。
また、オーバーツーリズムと言われる今、京都市内の観光の分散化も視野に入れながら、更なる観光振興に努めます。素晴らしい京都各地域の魅力発信や、丹後ちりめんや西陣織、宇治茶などの日本が誇る地域特産品の発展も後押しします。
また、度重なる自然災害に対して、防災・減殺対策と、未来の世代に責任を果たすため気候変動対策・エネルギー対策への転換も必要です。
北陸新幹線「京都・小浜ルート」については、地下水の問題、京都府内の歴史的建造物への影響などから、京都府にとっては懸念があるのは事実です。各種業界団体からの申し入れも鑑み、財政負担も考えると計画は慎重に行い、現状では府民・市民の懸念を払しょくする段階にはないと考えます。
私はこれまで農作業の手伝いや、障がい者の方々とともにネギの栽培をするなど、様々に農業に携わってきました。
しかし、燃料、肥料、農薬等は値上がりを続けていますし、高齢化・担い手不足、有害鳥獣問題、作物の価格の問題など課題が山積する中、農業者の所得安定のため農業者戸別所得補償制度の復活など、担い手支援を実行してまいります。
私は大学1年生のころから、裏千家にて茶道を習ってきました。
日本が誇る茶どころ宇治の宇治抹茶は、今や世界中に広がっています。
そして国の登録無形文化財に指定された書道に子どものころから親しみ、いまは書道教室を開き手書き文字の良さを伝えています。
そのような暮らしに根差した文化の維持・発展に尽くし、また、京都に文化庁が移転されたこともあり、文化庁予算を倍増したいと考えています。
24歳の時に京都三大祭り「葵祭」の斎王代を務めました。
京都には「祇園祭」、「時代祭」など世界に誇る祭りのほか、多くの祭りや伝統行事が継承されていますが、コロナ禍で途絶えたり縮小されたりしています。
そのような伝統ある祭り・行事を守り続けたいです。